【SV】《ブレイジングブレス》と《ファイアーリザード》は不要
2016年6月23日 TCG全般ランクマッチで当たるミッドレンジドラゴンに入ってるけど、
自分は採用していないカードとその理由をまとめてみました。
■ブレイジングブレス不要説
序盤のフォロワーを除去したり、低マナ域のフォロワーと組み合わせて除去をしたりといった運用になるであろうスペル。
確かに序盤の1:1交換をするには十分なスペックとマナ効率なのだが個人的にはミッドレンジドラゴンとの相性はあまり良くないと感じた。
◆2アクション取れない場合にテンポが悪い
2点ダメージという火力の範囲から撃つと想定されるターンは1~3t目だと思われる(3/3/2がバニラの標準サイズ)
想定される動きを以下に示す。
ここから読み取れるのは、1ターンに2アクション出来ない場合
除去をしているだけではそこまでテンポが良いカードとではないという事。
◆そもそも除去出来ない
もう雑に言うけど進化やロイヤルのバフを込みで考えると、ゲーム中の盤面に残るのはタフ3以降のフォロワーばかりだから撃つ場所無いよって話。
一番撃ちたい《ダークドラグーン・フォルテ》ですら進化されたら効果範囲外(6マナというコスト=進化済みの事が多い)。
◆腐り具合が半端ない
後半トップデックした時、対ウィッチや対ビショップ戦など腐る場面が多く感じる。
というよりフォロワーにしか撃てない火力という時点で相手に依存しすぎている。
せめて本体に撃てたらよかったんだけどね……。
◆ミッドレンジドラゴンのゲームプランとマッチしていない
ぶっちゃけここにすべてが集約されてる。
ミッドレンジドラゴンで最もテンポが良い動きって、
「すべてのターンでランプを行うかフォロワーを出し続けてマナを使いきって殴り続ける事」なんですよね。
そうすると《ブレイジングブレス》を撃ってるマナの猶予なんて無くて、
そんな事しなくても4,5t目に《ドラゴンウォリアー》を進化させればマナ使わないでこっちのクロック残しながら盤面に触れるわけですよ。
◆その他
「いやいや《ブレイジングブレス》は序盤じゃなくて後半に軽量フォロワーとのダメージを組み合わせて使うもんだよ」って言う人が居るかもしれない。
TCGの定石で「組み合わせて使う事を前提とした、単体で機能しないカードは弱い」ってばっちゃが言ってた。
---
■《ファイアーリザード》不要説
序盤のテンポアドバンテージを取りながらクロックを置くことが出来る優良カード。
が、それが可能なのは最序盤で場面に相手のタフ1が居る時くらいで、何なら対ウィッチやビショップではただのバニラ2/2/1。
それ以外ですら、使われているの低マナ域の生き物が大体タフ2なので美味しい場面が少ない。
マナ域的には《ミノタウロス》、《ベルエンジェル》、《ドラゴンライダー》らと比較する事になるが
前の2つはこのゲームの中でも強力なキーワード能力【守護】を低マナ域ながらも保持している。
ドラゴンライダーはスタッツが2/2である事が重要で、ロイヤルやネクロの1/1/2と1:1交換にならない。
また【覚醒】時にパワーが2上昇する、これは後半戦のタフが高い守護持ちを突破するに十分な値となる。
さらに言えば、4/2というサイズはライフレースをする際にも無視できないサイズで
ハースストーンで言うソフトトーントと言っても過言ではない。(SV風に言うと「疑似【守護】持ち」)
これらが意味するところが何か、というと要するに「全員が【守護】を持っている」「後引きしてもほぼ腐らない」という点が共通している。
と、ここまでこき下ろしてきたが用途によっては強くなる構築もあって
ぱっと思いつくのが《ワイルドハント》を3積みした構築。
どんな相手でも2枚コンボ、4マナで確定除去ならまぁ悪くは無いんだろうか、ハンドアドバンテージ的には美味しくないが。
他にいい使い方があったらぜひコメントで教えて欲しいです。
---
参考レシピに入ってたから入れた、ではなく
どんな目的でどんな利点が得られるから入れているのかという事を
今一度考えなおしてみるのも面白いですね。
※補足
この記事はあくまでミッドレンジドラゴンでの話なので
デッキ自体のアプローチが違う場合は、これらのカードを採用する事でバリューを発揮できるかもしれません。
自分は採用していないカードとその理由をまとめてみました。
■ブレイジングブレス不要説
序盤のフォロワーを除去したり、低マナ域のフォロワーと組み合わせて除去をしたりといった運用になるであろうスペル。
確かに序盤の1:1交換をするには十分なスペックとマナ効率なのだが個人的にはミッドレンジドラゴンとの相性はあまり良くないと感じた。
◆2アクション取れない場合にテンポが悪い
2点ダメージという火力の範囲から撃つと想定されるターンは1~3t目だと思われる(3/3/2がバニラの標準サイズ)
想定される動きを以下に示す。
○先手の場合
1t目:撃つ相手が居ない
→無ゾ
2t目:相手の1/1/2に撃ったとする
→1:1交換でこちらはクロックを出せない
3t目:相手の2/2/2に撃ったとする
→1マナで2マナをトレード出来たので美味しい、2マナフォロワーをキャスト出来ればテンポが良い無ければ微妙
○後手の場合
1t目:相手の1/1/2に撃ったとする
→1:1交換でこちらはクロックを出せない
2t目:相手の2/2/2に撃ったとする
→1マナで2マナをトレード出来たので美味しい、1マナフォロワーをキャスト出来ればテンポが良い無ければ微妙
3t目:相手の3/3/2に撃ったとする(3/2/3だったら無意味)
→1マナで3マナをトレード出来たので美味しい、2マナフォロワーをキャスト出来ればテンポが良い無ければ微妙
ここから読み取れるのは、1ターンに2アクション出来ない場合
除去をしているだけではそこまでテンポが良いカードとではないという事。
◆そもそも除去出来ない
もう雑に言うけど進化やロイヤルのバフを込みで考えると、ゲーム中の盤面に残るのはタフ3以降のフォロワーばかりだから撃つ場所無いよって話。
一番撃ちたい《ダークドラグーン・フォルテ》ですら進化されたら効果範囲外(6マナというコスト=進化済みの事が多い)。
◆腐り具合が半端ない
後半トップデックした時、対ウィッチや対ビショップ戦など腐る場面が多く感じる。
というよりフォロワーにしか撃てない火力という時点で相手に依存しすぎている。
せめて本体に撃てたらよかったんだけどね……。
◆ミッドレンジドラゴンのゲームプランとマッチしていない
ぶっちゃけここにすべてが集約されてる。
ミッドレンジドラゴンで最もテンポが良い動きって、
「すべてのターンでランプを行うかフォロワーを出し続けてマナを使いきって殴り続ける事」なんですよね。
そうすると《ブレイジングブレス》を撃ってるマナの猶予なんて無くて、
そんな事しなくても4,5t目に《ドラゴンウォリアー》を進化させればマナ使わないでこっちのクロック残しながら盤面に触れるわけですよ。
◆その他
「いやいや《ブレイジングブレス》は序盤じゃなくて後半に軽量フォロワーとのダメージを組み合わせて使うもんだよ」って言う人が居るかもしれない。
TCGの定石で「組み合わせて使う事を前提とした、単体で機能しないカードは弱い」ってばっちゃが言ってた。
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■《ファイアーリザード》不要説
序盤のテンポアドバンテージを取りながらクロックを置くことが出来る優良カード。
が、それが可能なのは最序盤で場面に相手のタフ1が居る時くらいで、何なら対ウィッチやビショップではただのバニラ2/2/1。
それ以外ですら、使われているの低マナ域の生き物が大体タフ2なので美味しい場面が少ない。
マナ域的には《ミノタウロス》、《ベルエンジェル》、《ドラゴンライダー》らと比較する事になるが
前の2つはこのゲームの中でも強力なキーワード能力【守護】を低マナ域ながらも保持している。
ドラゴンライダーはスタッツが2/2である事が重要で、ロイヤルやネクロの1/1/2と1:1交換にならない。
また【覚醒】時にパワーが2上昇する、これは後半戦のタフが高い守護持ちを突破するに十分な値となる。
さらに言えば、4/2というサイズはライフレースをする際にも無視できないサイズで
ハースストーンで言うソフトトーントと言っても過言ではない。(SV風に言うと「疑似【守護】持ち」)
これらが意味するところが何か、というと要するに「全員が【守護】を持っている」「後引きしてもほぼ腐らない」という点が共通している。
と、ここまでこき下ろしてきたが用途によっては強くなる構築もあって
ぱっと思いつくのが《ワイルドハント》を3積みした構築。
どんな相手でも2枚コンボ、4マナで確定除去ならまぁ悪くは無いんだろうか、ハンドアドバンテージ的には美味しくないが。
他にいい使い方があったらぜひコメントで教えて欲しいです。
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参考レシピに入ってたから入れた、ではなく
どんな目的でどんな利点が得られるから入れているのかという事を
今一度考えなおしてみるのも面白いですね。
※補足
この記事はあくまでミッドレンジドラゴンでの話なので
デッキ自体のアプローチが違う場合は、これらのカードを採用する事でバリューを発揮できるかもしれません。
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